【休校対策】コロナによる勉強の遅れは自宅学習を習慣にするチャンス
コロナウイルスの影響で休校期間が延長になった地域も多いと思います。
再開した学校もある一方で、行けない状況が続くのはかなり心配なことです。
しかし、この休校期間はマイナスでは無く自宅学習の習慣を身に付けるチャンスだと考えてみましょう。
ただ遊んで毎日を過ごすのも良いですが、この機会を利用して自宅学習が出来る子供に変身させてみてはいかかでしょうか?
自宅で勉強が出来るようになると、学力面での苦労がグッと減ります。
例えば、小学生の時から家で勉強出来るようになっておくと、中学生になった時に塾に行かなくても高校受験で志望校に合格出来るようになります。
実際、僕は一度も塾に行くことなく家での勉強のみで高校に合格できました。
偏差値も70ほどの高校だったので大満足です。
なので、今この記事を読んでいる方は休校期間を利用して、子供が家でも勉強出来るような環境作りを手伝ってあげてください。
自宅学習は最強の勉強方法ですよ!
自宅学習を習慣にする3ステップ
ここでは、自宅学習を習慣にするための具体的な手順を紹介します。
大きく3つのステップに分けてあるので、ステップ1から順番に実践してもらえればと思います。
僕が家で勉強する時に実際に行った手順なので、子供目線でも考えられています。
焦る必要はないので、子供のペースに合わせてあげてください。
ステップ1:まずは勉強する機会を作る
家で勉強する習慣の無かった子供に、いきなり何時間も勉強しろというのは難しい話です。
まずは1日の中で数分でも良いですし、何を勉強するのも自由で構わないので、家の中で勉強する時間を作るようにしてみましょう。
すでに家で勉強することが出来ている方は次のステップに進んでください。
今まで家で勉強したことが無いのであれば、最初は勉強する機会を作ることから始める必要があります。
それが出来れば、時間は後からでも増やせます。
数分頑張ることが出来れば、次は10分くらい頑張れますし、10分出来れば30分、1時間と増やしていくことも可能です。
最初から多くの時間やらせようとしても勉強が嫌いになるだけなので、これだけは絶対やらないようにしてください。
勉強を好きにさせる必要はありませんが、嫌いになってしまったら終わりです。その後、自分から勉強することは難しくなってしまいます。
ただでさえ休校で勉強が遅れているので、焦る気持ちも分かります。
ただ、子供にも自分のペースというものがあるので、まずは勉強する機会を作ることだけを目標にしましょう。
ステップ2:1週間の勉強日数(曜日)を決める
短時間でも家で勉強出来るようになったら、次は週に何日勉強をするのか決めましょう。
または、曜日で勉強する日を決めるのも良いと思います。
例えば、「月・水・金は勉強の日にする」とか、「週に3日は勉強する」などです。
もちろん、親としては毎日勉強して欲しいかもしれませんが、勉強が好きでもない限り毎日なんて勉強出来ません。
そもそも毎日やる必要は無いと思います。毎日やるにしても受験が近い時くらいで十分です。
勉強する日を決める時は子供と一緒に決めるようにしてください(週に何ページ進めるとかでもOKです)。
そうすることで子供にも小さな目標が見えてきます。
つまり、「今日頑張ったら明日は休みの日だ!」とか「今週は5ページ勉強したからミッションクリアだ!」とか子供ながらに思います。
僕は小学生の時、進研ゼミの教材を使って勉強していたのですが、教材のカレンダーに進めるペースの目安が決められていたので、それに従って勉強していましいた。
「今週はここまでやったから終わりだ!」と1人で盛り上がっていた記憶があります笑
短い期間でも、目標やゴールの無い勉強は苦痛になってしまい、長続きさせるのが難しくなってしまいます。
勉強を習慣にするためには、週にどのくらい勉強すれば良いのか明確に示すことが重要です。
そのためのステップとして、まずは1週間の目標を決めてあげてください。
ステップ3:1日の勉強時間を伸ばす
家での勉強がある程度習慣になってきたら、次は1回の勉強時間を増やす工夫を考えていきましょう。
今までは、勉強する機会を作るために1日数分でも良いと伝えましたが、今後を考えると1日数分の勉強ではさすがにキツイです。
そこで徐々に1日の勉強時間を増やすことを意識するようにしていきます。
ただし、勉強時間は多いから良いというものではありません。
今まで10分だった勉強時間を30分に無理やり伸ばしても、時計を気にしながら30分過ごして終わりなんてことになりかねません。
ここでは勉強時間を増やす簡単な工夫を紹介します。
その方法は、勉強の量を増やすことで勉強時間を増やしていくという方法です。
今までは、1日の勉強を時間を基準にしていましたが、今度は勉強の量(成果)を基準にしていきます。
例えば、「1日10分勉強する」という目標から「1日1ページを進める」という目標に変えます。
仮に1ページに15分掛かったとしたら、今までよりも5分も多く勉強することが出来たという訳です。
たかが5分と思うかもしれませんが、少しづつ量を増やせば1時間とかも夢ではありません。
このような方法で、自然な流れで勉強時間を増やしていくことが大切です。
いきなり「今まで10分だったけど15分にするよ」と言っても子供からすると全く嬉しくありません。自然と勉強時間が伸びていくことに意味があるので、そこを忘れないようにしてください。
このようにして、時間基準から成果基準に変えていくことは自宅学習においてかなり重要です。
その理由を以下で詳しく説明します。
時間基準での勉強は非効率
ここでは時間を基準にした勉強は、あまり成果に繋がらないという話をします。
理由としては大きく3つが考えられます。
- 時間で達成感を感じてしまう
- 時間ばかりを気にして勉強が身に入らない
- 勉強が進みにくい
それぞれについて簡単に説明します。
時間で達成感を感じてしまう
時間を基準に勉強すると、勉強が全く進んでいなくても、その時間机に向かってたという事実だけに満足してしまいます。
例えば、1時間勉強したけど実際には1ページも進んでいないとうような場合です。時間が経ったことに満足しているので、非常に効率の悪い勉強方法になってしまいます。
時間ばかりを気にして勉強が身に入らない
何時までとか何分間という基準で勉強している時、大抵の場合は気付いたら時計を見て「今何時かな?」「あと何分で終わりかな?」と考えています。
勉強しながら、時間のことも気にしているので、集中することが出来ず、ただ時間を過ごして終わってしまいます。
これでは、せっかく勉強してもほとんど頭に入っていないのでもったいないです。
勉強が進みにくい
1つ目の理由と似ていますが、時間で区切って勉強していると勉強途中でも時間がきたら終わりにするので、勉強のペースが日によって大きく変わります。
もちろん最初のうちは時間で終わりにして良いのですが、慣れてきたなら「1日2ページ終わらせる」などの具体的な目標を決めた方が効率よく勉強を進められます。
自宅学習で勉強すること
実際に家で勉強と言っても何をしたら良いのか分からない方も多いと思います。
やった方が良い勉強内容を簡単にまとめているので、良かったら参考にしてください。
学校で出された課題
学校で課題が出されている時は、その課題を優先的に取り組みましょう。
特に小学生の場合は学校の課題がしっかり出来れば問題ないです。
そこで分からない問題を無くせるように勉強しましょう。
前年度の勉強で苦手だった内容
前年度の勉強で苦手な内容がある場合は、そこを重点的に取り組みましょう。
特に算数や数学などは前の勉強内容を前提として進んでいくので、苦手を残したまま新しい内容に入っても理解できない事が多くなります。
理解できない事が積み重なってしまうと、後々の受験勉強などでかなり苦労することになります。
苦手な内容がある場合は、それを勉強するのをオススメします。
新年度の勉強内容の先取り
余裕のある時は、これから習う内容を先取りして勉強しておくと新学期が始まった時に楽になります。
特に「休校で勉強の遅れが心配だ」という方は、少しでも事前に勉強しておくと、学校が始まってからの授業についていきやすくなるのでオススメです。
無理して先に進む必要は無いので、今まで習った内容に苦手がある時はそちらを優先して勉強しましょう。
自宅で出来るオススメの勉強法
ここでは、家で勉強する時に個人的にオススメな勉強法を紹介します。
ここに挙げたものが全てでは無いので、それぞれに合った方法を探してみてください。
進研ゼミ
進研ゼミは僕がオススメする1番の勉強方法です。
特に小・中学生にはオススメで、送られてくる教材が自宅学習に特化しているので子供1人でもしっかり勉強できるようになっています。
最近ではタブレットを使っての勉強も出来るようになっているので、楽しく勉強することが出来ると思います。
僕自身、小・中学生の時には進研ゼミにかなり助けられました。これがあったからこそ塾に通わないでも高校受験に合格できたと思っています。個人的にはかなりオススメです。
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スタディサプリ
僕は高校生の時にスタディサプリを使っていて、その時は受験サプリという名前でした。今ではスタディサプリになり、小・中学生向けの授業もあります。
スタディサプリの良いところは、1ヶ月の費用が一律なのに何教科も受けられることだと思います。授業の質も良く、コスパに関しては最高クラスです。
また、2週間の無料体験もあるので1回試してみるのも良いと思います。
もし「やっぱり合わないな」と思ったら2週間以内に利用停止の手続きをするだけです。
2週間以内ならお金は一切掛かりません!
ただし、受けられる授業は小学4年生から高校3年生までの授業で、小学1〜3年生の授業は無いので注意してください。
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市販の問題集・参考書
家で勉強する教材として、市販の問題集なども使えます。
学校で使う教科書よりも分かりやすく解説されているものもあるので、買う時はそういうものを選ぶようにしてください。
たまに、解説が省略されているような問題集もあるので事前にチェックしてから買いましょう。
YouTube
YouTubeで勉強に使える動画を探してみるのも良いと思います。
意外と勉強系の動画はあるので、勉強内容で検索すると色々見つかると思います。
YouTubeの良いところは、何回見ようが無料なところです。
スタディサプリなどには劣ってしまうかもしれませんが、質の高い動画もあります。良さそうな動画があれば勉強に利用してみましょう。
まとめ
コロナウイルスの影響で休校期間が伸びたり、学校は再開しているけどまだ通わせたくないという方も多いと思います。
新学年になったり、新しい環境を迎えるのに不安な状況が続いていますが、勉強面の不安なら自分達でも少しは解消できます。
学校が始まったら勉強のことなんか気にせず、友達との学校生活を楽しんで欲しいと思います。ぜひこの休校期間を上手く活用してください。
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