・「逆効果って話も聞くけど実際はどうなの?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・子供が勉強するために親ができること
・勉強の計画を立てるときのポイント
・専用の教材を使うと便利
ちなみに、この記事を書いている僕は中学生のとき、塾にいかずに偏差値70の高校に合格することができました。自宅学習サイコーって思いました。
毎日毎日「勉強しなさい!」と怒るのに疲れた方、子供が自分から勉強するようになって欲しい方はぜひ記事をご覧ください。
【逆効果】「勉強しなさい!」は心理学的にNGという話
「勉強しなさい!」が逆効果なのは心理学で証明されています
勉強せずにマンガやゲームばっかりの子供につい「勉強しなさい!」と怒ってしまう。このような経験は皆さんもあると思います。
この「勉強しなさい!」という一言は、実は逆効果であることが分かりました。以下で詳しく説明していきます。
理由:心理的リアクタンスがおきているから
「心理的リアクタンスってなんだよ」って声が聞こえてくるので解説します。
このような心の働きを心理学では心理的リアクタンスといいます。
人には自分の行動や選択などを自分で決めたいという欲求があります。それらを他人に強制されると無意識に反発してしまうのです。
「この箱の中身ぜったいに見ないで」
例えば、目の前に箱をポンっと置かれて「この中を絶対に見ないでね!」と言われたとします。
すると、中を見ることを禁止されたことによってあなたは余計に中身が見たくなってしまいます。
他にも「今は○○が流行です」などと言われると、逆に興味がなくなる。
実はこれも心理的リアクタンスによるものです。
皆さんも似たような体験をしたことがあるのではないでしょうか。
この状況が「勉強しなさい!」にも当てはまるということです。
つまり、「勉強をする」という行動を他人に強制されたことで、無意識に反発してしまうのです。
勉強をさせるために言っていた「勉強しなさい!」は、子供に「いやだ!」と反発させるための方法だったということです。全くの逆効果ですね。
もちろん、これは子供だから反発しているのではなく、私たち大人にも同じように起きることです。
子供が勉強するために親ができること
こういった疑問にお答えしていきます。
まず前提として、勉強するために必要なことは以下の2点です。
・計画にしたがって勉強する
基本的にはこれだけです。シンプルすぎですね。
もう少し詳しく解説していきます。
計画(目標)を一緒に決めてあげる
「勉強しなさい!」が心理学的にダメだからといって、そのまま放っておいても勉強はしないと思います。
そこで重要なのが、勉強の計画を立てることです。
「1日○ページならできそう?」のようなイメージですね。
長期的な計画を決めても良いですが、それだと達成感を感じづらいので「1週間で○○ページ終わらせる」くらいが丁度いいかなと思います。
ゴールが分からない勉強は続きづらい
なぜ計画を立てることが重要なのかというと、勉強のゴールが分かりやすくなるからです。なんの目標もなく、ただひたすらに勉強しても達成感もないですし、やる気もなくなってしまいます。
そこで具体的な目標を決めることで、自分がやるべき勉強の量が分かります。これが分かるだけでも、勉強へのやる気につながっていきます。
例えば、「このドリルやって」と「このドリル3ページ進めて」の2つだったら、どちらの方がやる気がでるでしょうか?
前者の方は終わりのない勉強の感じが強いですが、後者の方は3ページという明確なゴールがあります。
このように目標が決まっている場合だと「今2ページ目だから後1ページで終わりだ!」というように、後どれだけ自分が頑張れば良いのかが分かるようになります。
終わりの分からない勉強はただの苦痛ですね。
なので子供と一緒に相談しながら計画や目標を考えてあげてください。
ただし、親が勝手に決めるのだけはダメです。心理的リアクタンスで反発されてしまいますので。
勉強の計画を立てるときのポイント
ここまでの記事で、勉強のために計画をたてることの重要さを理解してもらえたかなと思います。しかし、計画を立てたからといって、いきなりその通りに子供が勉強をするようになることはないと思います。
ここでは計画を立てる際に特に意識して欲しいポイントを紹介していきます。
始めは少しの時間、量からでOK
子供にとって、いきなり長時間の勉強とかはムリです。
なので最初は少ない時間や勉強量で計画を立てていくのがいいです。
理由としては、今まで勉強する習慣がなかったのに、初めから長い時間にしても集中が続かないからです。集中が続かないと、ダラダラと過ごしていくだけで、時間だけがムダに過ぎてしまいます。
例えば、「1日10分、20分」、「1日1ページ」とかのイメージでOKです。
まずは日常のなかに勉強する機会を作っていくことを意識しましょう。
机に向かう習慣が身についてくれば、勉強時間なんて後からいくらでも伸ばしていけるので。
繰り返しですが、はじめから欲張って長い時間にしたり、やる量を増やしすぎたりしても長続きしません。
まずは、勉強の習慣づくりから始めましょう。
最初のうちは時間や量に関しては少なめにして計画を立ててみるのがオススメです。
専用の教材や無料のサービスが便利
専用の教材を使うのもアリです
中には「私は忙しくて見てあげられない」という方もいるかと思います。
そんなときは、専用の教材やサービスを利用してみるのも1つの方法です。
通信教育とかオンラインでやる学習サービスなどのことですね。
子供が自分から勉強するための手助けになる
このような教材がオススメの理由は、子供だけで計画を立てて勉強できるような工夫がしてあるからです。現在は、安くて便利な教材、無料のサービスがたくさんあります。これらを使わない手はないですね。
例えば進研ゼミなんかが良い例です。
いわゆるチャレンジですね。
進研ゼミのテキスト教材にはオリジナルのカレンダーがついています。そこには「この日までにはこのページまで終わらせよう」という目安があらかじめ書いてあり、勉強の計画をざっくりと決めてくれてあります。
つまり、子供だけでも勉強が進められるようになっているのです。
これが進研ゼミの教材のいいところだと思います。
チャレンジのチカラはすごいなと感じました。
無料体験もできるので試しにやってみるのも良いですね。
他にも無料のオンライン塾などのサービスもあります。
これらは、インターネット環境(wi-fi)とタブレット端末などがあればどこでも勉強できます。
以下の記事で詳しくまとめています。ぜひご覧ください。
使える教材はどんどん利用しましょう!
ここでは、オススメの1つとしてチャレンジをあげましたが、他にも似たような教材なら何でもOKです。
最近ではインターネットを使った無料のサービスも増えています。
なるべくお金を掛けたくないという方はそちらを使うのもいいでしょう。
いずれにしても、重要なのは子供に合った方法で勉強することです。
合わなければ長くは続かないので、結局は「勉強しなさい!」と怒る生活に戻ってしまいます。
いいと思う教材があれば利用していきましょう。
まとめ
今回は、「勉強しなさい!」が心理学的にNGというテーマでお話ししました。
みなさんの最終的なゴールは、子供が自分で計画や目標を決めつつ勉強を習慣にしていくことだと思います。
ぜひ記事を読みつつ実際に行動してみてください。
そのための方法はたくさんあるので、色んな方法を試していけばOKです。
以上、今回のポイントをまとめておきます。
・勉強に大切なのは計画や目標を決めること
・最初のうちは勉強時間、量は少なくても問題ナシ
・通信講座とか無料のオンライン塾は便利!
こんな感じです。おしまい!
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